親睦交流会

演奏活動だけでなく、 音楽とは切り離された純粋な親睦と交流の場として実施しております懇親企画「おとなの遠足」。第一回「杵屋静子理事長と巡る両国・浅草散策」、 第二回「パワースポット ‘深川・現代アートと江戸文化の街”清澄白河”散策」と行い、 参加者からは「楽しかった」「また開催してほしい」「もっと色々な人に参加してもらって交流したい」とのお声をいただいております。純粋な交流行事ですのでもちろんどなたでもご参加いただけます。 お気軽にご参加ください。


総務チームで始めた親睦企画「大人の遠足」は皆さんのご協力のお蔭で恒例になりつつある。 考えてみると、 本当の育成会でも5月頃遠足があって、 藤井凡大先生が同行して下さった記憶がある。

今回は同窓会の「part6日本橋七福神巡り」で、 令和元年6月13日10時、 11人が水天宮前駅に集合人形町・堀留町・小舟町あたりを半日参拝、 見学して歩き回り、 日本橋のたもとで解散した。
山田流挙曲の「七福神」の解説の必要から江戸末期の日本橋の古地図を調べ、それを片手に日本橋を歩いてみて、 改めて認識したことは、 江戸の政治の中心は江戸城だが、 商業と物流の中心は日本橋だったということだ。

江戸の物流は、 様々な物資が全国から廻船で江戸湾の隅田川の河口に集められ、 そこで小型の高瀬舟に積み替えられた。積荷は隅田川を遡って日本橋川に入り、その支流として縦横に張り巡らされた堀割りを通って、塩河岸、 米河岸などの蔵に納められ あるいは魚河岸などで即売された。 さらにそこから人足や大八車によって江戸市中に配送されたのだ。
今回の遠足では、歩いている道も、昔の堀割りを埋め立てて作ったことが分かるような遊歩道だったりした。

今の鎧橋のたもとには、 昔の鎧の渡しの風景を描いた版画が案内板に刻印されている。 そこには日本橋川をひっきりなしに行き来する無数の高瀬舟と、 河岸を埋め尽くすように並んだ蔵の街並みの風景が描かれている。 蔵には、 米や酒が収められたのだろう。
「日本橋七福神」を巡って見ると、 七福神に限らず、 一軒家のような小さな神社がビルの狭間に無数に散らばっていた。昔の大名屋敷が、 敷地の中にそれぞれの信仰する神社を祀っていたことの名残らしい。 水天宮は七福神の中ではもっとも大きく、九州久留米藩の大名有馬家の上屋敷の中に、久留米の神社から神を分霊して祀ったものだそうである。
ここはまた、 商人と職人の町でもあり、 江戸時代から続く和紙問屋や江戸切子の店など、 知らずに歩いていると通り過ぎてしまうような、 博物館並みの充実した展示を持つ老舗の店も見学しがいがあった。
江戸の町人の文化の粋が残る日本橋の遠足、 見残した所も多いので、 第二弾の企画も構想中です。


同窓会での遠足は、 音楽に関係したところを選定するようにしている。 今回はちょっと離れた小江戸言われる川越の散策ととおりゃんせ発祥の地を巡ると言うテーマ。 川越不動尊など静かな所もめぐるので紅葉が美しいとされる12 月に開催したところ、ちょうど見頃の紅葉狩りと相成った。
西武鉄道の特急レッドアロー号小江戸9号にて川越へ行く。この時運良く運転手さんと一緒に写真を撮っていただくことができた。こういうものは特に鉄道ファンではなくとも子供のように少しテンションが上がるのが面白いところ。 なかなか楽しい雰囲気での遠足の幕開けとなった。

成田山川越別院、 川越不動尊と言われるところ。 ここは四国八十八箇寺のお砂踏み霊場がありお遍路をめぐるのと同じご利益があるそうだ。 真言宗密教の法具である大五鈷もあり、 よく見ると他にも古いものや貴重なものもさりげなくありうっかり過ぎ去ってしまいそうだ。
喜多院では国指定重要文化財などたくさんの見所もあるが今回とても面白かったのは五百羅漢。 ここは日本3大羅漢の1つだそう。 さすがに 500余りの羅漢様は近づきがたい。 少し勇気を出して覗いてみると本当に一体一体のお顔やポーズが違いとても興味深い。 そして、 ナント尺八を吹いている羅漢様を発見!お華も探してみたが残念ながら見つからず。

さて、今回の目的でもある「とおりゃんせ」発祥の地である三芳野神社。なんと改修中。それでもお参りはできたので胸をなでおろす。神社はとてもこじんまりしておりすぐ近くには川越本丸御殿もあり当時のお殿様や町の人々の情景を想像し「通りゃんせの碑」をみながら歌詞を鑑賞。
最後は蔵造りの街並みを散策。 運良く「時の鐘」が鳴るところを聴くことができた。 自動で鐘が打たれる様はちょっとした驚きであった。お買い物後はいつものごとくみんなでお茶をして今回も楽しい遠足はお開きとなった。


6月6日の「邦楽の日」、邦楽にまつわる遠足に行ってきました。
まず虚無僧寺の江戸番所だった法身寺、 虚無僧研究会の主催でもある小菅大拙ご 住職解説して頂きました。すごいコレクションの資料室を拝見、 多くの宮城曲の 歌詞として名を残す大和田建樹が亡くなったお寺でもあります。陶器や刀を仕込 んだ尺八、 相撲番付のごとく番付された「三曲番付」、 興味深く貴重なもので溢 れていました。
ランチは隠れ家的な素敵なレストラン。風情がありお食事も美味しく大好評。
午後からは宮城道雄記念館を訪問。宮城研究の第一人者である千葉優子先生の解 説付きで普段お聞きできないようなお話を伺い2時間たっぷり過ごしました。展示 されていた八十絃はとても大きく演奏するには大変そうでした。どんな音色だっ たのか、 音源が残っていないのが残念です。

最後は神楽坂を歩きつつ普国寺神楽坂毘沙門天をお参り、 皆でお茶をして解散と有意義な一日になりました。
今回は、 同窓会の特別会員でもある「邦楽ジャーナル」編集長の田中さんが遠足の意義にも興味を持って頂きご参加下さいました。法身寺では太さ15cm程の尺八に挑戦、 音 を鳴らすことが出来たのは田中さんが3番目だそ音 を鳴らすことが出来たのは田中さんが3番目だそうです。こうして少しづづ参加者が増えていきますように。


少しずつ定着してきました「おとなの遠足」。昨年の秋の遠足は、 築地本願寺から新橋への散策。築地本願寺では古代インド 様式の外観に広いお堂、 なかにはパイプオルガンが!天井に至るまでの建築芸術が素晴らしい!そして厳かな雰囲気に癒され ました。ここでは演奏会も催されるらしく、 声明もパイプオルガンも是非聴きに来たいと思いました。
もうすぐ移転してしまう築地市場では、 ランチはどこのお店の何を食べようかと思案しながら気ままにショッピング。おいし いお寿司をいただきました。
続いて都会とは思えない浜離宮庭園をのんびりお散歩。高層ビルを背にした日本庭園の趣は現代と過去が一体になったようで圧巻の景色でした。小山に登るとレインボーブリッジが望め隣のには水上バスが航行、 いろんな風景を楽しめる素敵な庭園でした。
最後は日本の鉄道起点である旧新橋停車場 鉄道歴史展示室へ。秋晴れの中、 充実した遠足となりました。


「おとなの遠足Vol.1」